★進級鞍数のまとめ(ベーシックBC~ベーシック駈歩A)

本記事のあとのステップとなる、初級クラス進級までの流れはこちらをご覧ください。
  • ベーシックBC → ベーシックA、ベーシック駈歩B
    • 17鞍目
    • チャレンジ20に合格することでベーシックA・ベーシック駈歩B進級
    • 背筋を伸ばして騎乗でき、軽速歩がなんとか取れる位のレベル。手前を合わせる余裕はまだない。継続の脚合図も指導員によっては習うが、まだ難しい。停止時に鎧の上に立つことができるが「頑張って立ってます!」と意識している状態。常歩発進と停止ができ、速歩は出せるかは別として、やり方(元気よく歩かせてから発進)は知っている。
    • この段階で駈歩に進むかどうかは各施設によって異なり、駈歩は早すぎるように思えるが、駈歩の歩様に慣れていくことが目的に思われる。あとは飽きさせない?結局は、ベーシック馬場に進んである程度の鞍数を乗るくらいまでいかないと駈歩BからAに進級しないので、ベーシック駈歩Bの受講期間は長い。他の方のブログを読んでいると、駈歩Bの受講期間は短いのが一般的に見えるが、こちらのクレインでは「駈歩Aに進む=角馬場で一人で動かす」になるため、駈歩発進から継続、誘導まで最初から実践できる必要がある。したがって、ベーシック馬場での誘導練習ができている状態でしか進級できない。クレインのステップマップでは、馬場修了後に駈歩とあるので、そちらが正規のルートだと思うが、駈歩が入ってくると楽しくなり、レッスンの選択肢も増えるので私は良いと思う(一日2鞍乗る客を増やすというクレイン側の思惑があったとしても)
      追記)ここのクレインではベーシック駈歩Bで正反動の練習を兼ねているのではとも思う。

  • ベーシックA → ベーシック馬場
    • 51鞍目。ただし、ベーシックAのみの鞍数は23鞍
    • 通っているクレインでは、ここの進級判定は厳しめと思う(多分)。特に、ここで長い期間過ごしている子供が多いっぽい。ベーシックAでは内埒のある馬場で速歩の基本練習なのに、馬場に進級したとたん広い馬場(40m×20mの角馬場)になり、難度上昇のギャップが激しいため、広い馬場に出ても最初から何とかできそうな素地を有していることが条件。歩度の詰め伸ばし、馬間距離、軽速歩中の手綱の張りなど、誘導以外の常歩と軽速歩の速度コントロールをひたすら練習。もしかすると、同じことの繰り返しとなるので人によって飽きるかも。ただし完璧ということはあり得ないので、ここでのレッスン内容を無意識にできるくらい慣れることが重要。軽速歩の手前合わせも、外方前肢をチラッと見て合わせられること。ただ、この前ベーシック馬場で手前合わせを知らない人がいたので、進級の網の目をすり抜けたかと思った。また、クラブの馬の頭数が多いので、毎回のレッスンで当たった馬に適応するために慣れが必要で、これも難度を上げている。進級すると、上がりたてだろうが、慣れていようが馬を一人でコントロールするよう檄が飛ぶ。
    • 進級段階では、馬装(頭絡含む。厩舎馬装の場合、馬つなぎができた方が良い)、手入れ、馬着着せ、厩舎に連れて行って柵を閉めるまで、上手ではありませんが、特に問題がない限り一人でできるようになっています。
    • 他の方のブログを読むと、上記の内容をベーシック馬場で行っているケースもあるもよう

  • ベーシック駈歩B → ベーシック駈歩A
    • 69鞍目。ただし、ベーシック駈歩Bは20鞍
    • 駈歩Aはベーシック馬場と同じ広い馬場(40m×20mの角馬場)なので、ベーシック馬場で誘導の練習ができている必要あり。その上で、ベーシック駈歩Bで安定した騎乗ができること。ここで言う「安定した騎乗」とは、「自分自身が必死な状態ではなく、馬の歩様を落ち着いて(時間がゆっくり流れているように)感じられること」が体感的なところです。調馬索なしで乗らせてくれたり、発進の合図を教えてくれたり、継続の脚合図を教えてくれたりするようになったら進級が近いと言えそうです。「馬の上下運動に(人が)後からついていく感じで乗ってください」という指示が出ている間は、まだ慣れるまでの時間を求められている気がします。※といっても、極端な後傾姿勢はダメ
    • 通っているクレインでは習い始めて11か月の駈歩A進級はかなり早いとのこと
    • 駈歩Bで楽に乗れるようになっていても、駈歩Aの上がりたては姿勢がかなり崩れる。鐙もずれがち。

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