★初級クラス進級までのまとめ(133鞍目(4級ライセンス試験)→初級馬場・駈歩・障害進級)

本記事は、

ベーシック馬場、ベーシック駈歩A(4級取得レッスン含む)→4級ライセンス取得→初級馬場・初級駈歩・初級障害進級までのまとめです。

それ以前の、以下の記録についてはこの記事をご覧ください
ベーシックBC→ベーシックA→ベーシック馬場
             →ベーシック駈歩B→ベーシック駈歩A


165鞍目追記)

ベーシッククラスまでは進級によって習う内容が大きく変わっていくことから、進級鞍数を気にするのは万人共通なのですが、初級クラスあたりから、そもそも出来る出来ないが個別にはっきりしてくるので鞍数関係なくなってきます。


■ベーシック馬場(40鞍)

20m×40mの角馬場でのレッスンです。
騎乗したらすぐに各自常歩を始め、馬の性格やコンディションを把握します。ここでナメられると終わりな感じがするので、キビキビ動かします。動かないときは、脚・鞭・舌鼓をすべて駆使して発進させ、動き出したらすぐにプレッシャーを解きます。私の場合、段階的に活発にしていくイメージ。

歩度を伸ばした常歩、歩度を詰めた常歩は、スムーズに移行できるようメリハリをつけます。理想的には、歩度を伸ばした常歩で、速歩の一歩手前で発進を我慢させている状態まで作れているといいです。

「速歩はじめ」の合図が出された瞬間に速歩が開始できるようにします。ゲーム感覚です。重い馬だと難しいのですが、「速歩よーい」の段階では、馬は速歩になりたいんだけど、まだまだ待ってください、という状態になっていると楽です(そんなにうまくいきません)。
「さっきまで速歩出そうだったやーん!!」であたふた(脚・鞭ドンドン!)となってしまうこともあり。

軽速歩はだいぶ慣れてきて、立ち上がるというイメージはほとんどありません。浮かされるのをキープするのみ。座るタイミングでは、鐙を踏む圧力も少し緩めてリラックスします。駈歩もそうなのですが、ブランコに揺られているのに任せるイメージ。

正反動は練習時間が少なかったのでまだ苦手。特に、歩度が伸びた速歩での正反動はよくわかりません(可能なの?と思うくらい)。正反動は、歩度を詰めた状態を作れば、できている感は出せていると思う。

斜め手前変換は隅角通過命ですが、難しい。初級クラスに行けましたが、斜め手前変換の練習のみでもベーシック馬場の価値があるので、ベーシック馬場のレッスンは今後も受け続けます。斜め手前変換で最も悩むのは、これまで蹄跡行進だったのに、いきなり行き先が変わるので、馬が驚くのではないかというところです。事前にこの後は斜めいきますよ、という感じを出したいです(試行錯誤中)。まず、隅角で内に入られないように、内方姿勢は作りつつ、押し手綱と内方脚で外に押し出すイメージ(?)。でも軽速歩中に内方脚で外に押し出すのは難しくないですか(?)と思案中。隅角通過後の斜めに入るところで、速度が落ちてしまう、あるいは常歩に落ちてしまう人が多いですが、ここではちょっと強めに脚アピールしておく必要があります。内方姿勢をきめたまま、カッコよく深く曲がってみたいです。

斜め手前変換と比べると、輪乗りの方が出来ている感を出しやすい気がしますが、指定された半径を維持するのは困難です。ひし形の図形にならずに、円をつくらないといけません。斜め手前変換もそうですが、騎手が決めた場所で、方向転換を確実に行うにはかなり技術が必要に思います。

上記のように、(?)が多くなっていることから、誘導は課題が残っていることがわかります。

■ベーシック駈歩A(10鞍)、4級取得レッスン(19鞍)

レッスン時間の都合で、ベーシック駈歩Aにはあまり参加せず、4級取得レッスン中心で受けました。準備運動として、常歩の歩度詰め伸ばし、速歩、誘導など一通り行い、馬を活発にしていきます。特に速歩がスタスタできていないと、駈歩が出ません。準備運動の段階で、騎手が思った通りの反応が出ていれば、(限度はありますが)どんなに重い馬でも、この後の駈歩発進はあまり心配いらないように感じます。

4級ライセンスまでは駈歩の誘導は求められないため、蹄跡行進ができて、内側に入られないようにできればOKです。と言いますか、内側に入られてしまうことがあれば、最初の数鞍で修正したいです。でないと駈歩の練習にならない。

発進の合図ですが、外方脚を引くときに、少し馬体を擦る感じ引いて、馬に駈歩アピールしています。正しいかどうかはわかりません。外方脚を引き、内方脚(かかと)を軽く使って発進します。私の感覚ですと、駈歩発進ができない確率はかなり低かったです(駈歩が出なかったという記憶があまりない)。レッスンの参加回数が増えてくると、次第にめちゃくちゃ重い馬が選定されることもありますが、頑張れば何とかなります。

駈歩中にどれだけ馬の邪魔をしないか、力が抜けているかが、周りからの見た目に効果が大きいようです。まず、手綱は適度に張ったまま動かさない。じっとする。力を入れてじっとするのではなく、リラックスの結果動かない。姿勢はまっすぐにし、馬の動きについていくだけ。ブランコに乗る感じ。ブランコを揺らすには、足で少し漕がないといけませんが、特に動き出したら、そんなに力を入れて漕いでいる人はいないと思います。重い馬だと、漕ぐイメージが強すぎて、足がパンパンになることがありますが、動くのは馬なので、騎手が力を入れて頑張っても意味がないことを意識しておくのがいいのかなと思います。馬が駈歩を継続してくれそうな雰囲気の時はついていくだけ、あやしいときは脚を入れます。会員の皆さんを見ていますと、脚合図のタイミングは様々です。私は手前肢が踏み込まれて持ち上げられるタイミングに合わせるのが楽なので、そのようにしています。

■4級ライセンス試験(133鞍目)

通っているクレインでは、4級試験を受けていいですよと言われるまでが大変で、ここの見極めが厳し目と思っています。4級ライセンス取得後は、初級馬場・駈歩、初級障害のどれでも自分で選べるようになるので、4級の項目を専用馬でクリアできる位ではだめで、数か月間継続的に上達を示すことが大事です。4級の実技は、レッスンが中程になり、人馬とも温まったころに、受験生だけ呼ばれて実施されます。うまくいくと、その場で「合格です」と言われて、皆さんから温かい拍手がいただけます。

筆記試験は、選択式で出題範囲が狭いので、全部丸暗記法でも良いのではと思います。馬の毛色、部位の名前、頭絡の部位名、常歩・速歩・駈歩の特徴が主です。馬の部位はテキストのものをすべて覚えました。テキストでは、1ページがまるまる馬体の図で、部位名は次のページなので、隠しながら答える練習ができます。かなりマイナーな箇所まで覚えました。頭絡の部位名や、各歩様の特徴は馴染みがありますし、あまり難しくありません。毛色は、毛色の説明文が出題されることも想定したため、各色の違いを主に覚えました。栗毛→鹿毛→青毛のようにだんだん黒くなる方向で覚えますが、説明文は他の毛色と共通の箇所と、追加される箇所がありますので、そこを重点的に確認しました。たとえば、栗毛だと「褐色を帯びた黄色」だが、鹿毛になると「褐色を帯びた黄色+赤色」のように、差分暗記法(勝手に命名)が有効です。

■合格後

本記事を書いている段階では、まだ次のクラスには進んでいません。しばらくは、予約済みのベーシック馬場と4級取得レッスンを受けます。結構この2つのレッスン好きなので。

来月の予約は、総花的ですが、初級馬場&駈歩、初級障害、ベーシック馬場を混ぜてみました。しかも慣れているインストラクターさんのレッスンで。

3級取得レッスンが初級駈歩相当で、時間帯もよいので受けたいのですが、インストラクターさんに聞いてからにします。また、ツーポイント駈歩レッスンも、やや中級寄りということで、要相談とのこと。

165鞍時点での追記)

4級取得段階で、初級障害に行くこともシステム上可能なのですが、まずは初級馬場と初級駈歩に慣れておく方がいいです(目安は10〜20鞍)。安易にクラスを上げると危険で自分自身がヒヤヒヤします。駈歩で見た目は多少悪くとも、障害のバーまで必ず誘導できる状態でないとレッスンになりません。


→次の記事(136鞍目)

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