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6月, 2023の投稿を表示しています

90鞍目(ベーシック駈歩A)鐙がズレない方法

 いつものことですが、駈歩への準備として 常歩で脚に対する反応が鋭くなっていることが明らかにわかる 速歩はいつでも出せる 状態を作っておくことが大事です。 本日の記事では、このあと駈歩発進ができる前提で、鐙がズレない方法を実践してきました。 鐙の長さ 最近は以前と比較して、1穴短くすることが好みです。鐙革の鞍側の根元に手の指を添え、鐙を伸ばしたときに、脇につかないギリギリのところから1穴短い感じです。なお私の場合、右足側をさらに1穴短くします。 短くした理由として、脚の操作が増えてきて、鐙が長いとコンパクトな操作ができないこと、ちょっとしたことで鐙がズレやすいことがあります。 駈歩中の脚の動き 馬が沈み込んだ時に踏む!(押さえる)。これに尽きます! 踏み込んだあと、馬が持ち上がるのに合わせ、かかとを浮かせて脚合図をします。 大雑把には「パカラ・パカラ」の「パカ」で踏む、「ラ」で脚です。3拍子と言いますが、体感では「パカ」と「ラ」の2拍子です。 とにかく、 「踏む」ができると駈歩の安定性が体感でかなり改善します。 ※ここで、「あまり踏むと体が跳ね上げられるのでは?」と私は思っていましたが、踏むのは「パカ」の時間だけで、「ラ」のときは鐙への体重のかかりが弱くなっているため、問題ありませんでした。 →次の記事(91~93鞍目)

89鞍目(ベーシック馬場)脚で押すとは

 85鞍目の記事から飛んで89鞍目です。 なお、 86鞍目ベーシック馬場 87鞍目ベーシック駈歩A 88鞍目ベーシック馬場 ※仕事のストレスでブログ更新どころではなかった… でした。 86~88鞍目の間で大事だったこと Q.駈歩発進で馬の首の位置が変わることで起こる手綱の緩みをどうしたらいいか? A.短く持ち直すわけではなく、引き加減で調整.そのためにも最初から張っておく必要がある さて、89鞍目はかつて 倒れかけの自転車と言われた馬 でのチャレンジです。 先頭を指名され、馬が常歩から指示通り動いてくれるか確かめつつ始動 最初はやや鈍いので、短鞭で軽く音を立てて注意を引きつつ歩度伸ばし 勝手をさせるとフラフラなりそうな気配があるので、手綱を張って進行方向を真っすぐに かなりいい感じです。むしろ放っておくと、先頭を独走してしまうので、歩度の調整が大事。 速歩発進も問題なし。ただし、馬の好きなように発進されると飛び出てしまうので、推進とブレーキのバランスを取る。馬の勝手を許さず、狙ったスピードに調整するようかなり指導されました。 速歩中も常に注意を向けさせておかないと勝手にスピードが上がって独走してしまうので、かなり抑え気味にしつつ、速歩継続。ここが難しいです。速歩を一定以下のスピードにしようとすると常歩になってしまうので、ギリギリの調整をします。(でも何度か常歩に落ちて、再発進しました) 初心者にとって、この馬の難しいところは、蹄跡から外れる運動(たとえば斜め手前変換)でヨレることです。技術のなさの問題ですが、ここで鞭と 脚による押し込み が重要です。 90鞍にもなりそうなのに今頃?ですが… Q.脚の押し込みって、脚のどこを使うの? A. かかととか、ふくらはぎとか、部分的なものではなく、脚全体で押す! (完全に正確ではない可能性がありますのでご注意ください) やっとで押し方が分かりました。ただもう一つ昔から聞きたいことがあり、それは聞くのを忘れました。 Q.片方の脚で馬体を押すためには、反対側の脚で支えないといけないから、結局両脚で押してる感じになりませんか? という点です。今度聞いてみます。 →次の記事(90鞍目)

85鞍目(ベーシック馬場)落ち着きのない馬、脚合図はハエが止まる程度でよい

5才、キズナの仔。 洗い場から全く落ち着きなし。3人がかりでイヤーネットを取り付け。首をポンポン叩いたり、話しかけたりしてコミュニケーション(?)を取りながら馬場へ曳いていきます。 脚合図はハエが止まるくらいでよい(たとえではなく、本当に!) 最初拍車をつけていましたが、外すことに。脚が少しでも強めに当たるようなら「ドカン!」とぶっ飛んでいきます。 手綱を強めに張り、ぶっ飛ばないようにしつつ頑張りましたが、次第に集中力をなくしていく様子が感じられ、途中で軽い跳ねあがり… 不穏ということで、一旦人間の方の給水休憩。 その後、蹄跡沿いを速歩で回ることはできましたが、緊張の糸がいつ切れるのか?という感じは変わらず。 そんなときもらったアドバイス 内方姿勢を取らせる(騎乗者に注意を向けさせる) 内側~、外側~と姿勢を変えさせて調整する これで思った以上に落ち着いてくれました。本当におすすめです。 速歩発進でぶっ飛ばずに、滑らかに発進する練習 意識せずに普通に速歩発進すると、馬主導で速歩が出てしまう状況だったため、「一度常歩に戻して、落ち着いた発進と継続をしてください」という指示がでました。 常歩の段階で「馬が手綱を引く力6:人間が引く力4」くらいの感じになって、馬主導になっていたため、「5:5強」くらいで前に出させないよう制御します。速歩発進で同時に緩めてしまうとドカン発進となるため、手綱の張りを維持してブレーキ気味にし、自分の思った速さになるようビミョーに開放します。本当に微妙で多分100gくらい。 感覚的には上記で指導員さんのOKをもらいました。忘れないようにしないと。 追記) ワークマンの手袋 、グリップが利いていい感じです。とくに今回の馬のように手綱の張りが命の場合。 →次の記事(89鞍目)

ワークマンの手袋(3双組で980円)が使える!

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入会時に買った(買わされた?)手袋(4000円)の人差し指の先が破れてしまい、チャレンジ10の景品としてもらった手袋は親指の付け根部分が破れてしまい、新しい手袋を買わなくちゃと思っていましたが、思い切ってネットでも好評のワークマンの手袋を購入しました。 牛革でも1組1900円くらいなので悩みましたが、もっと安さを重視して3組980円を購入しました。一組ずつ売ってほしかったですが、3組でしかなかったので、思い切って購入。 3双組で980円と安い 親指と人差し指の間まですべり止めがついているので乗馬にも使える 薬指と小指の間も同様にグリップが利いている 84鞍目のベーシック駈歩Aで使用しましたが、全く違和感なく良かったです。特に、手綱がすべって緩みがちな方には良いと思いました。4000円前後の乗馬手袋よりもグリップは利きます。 追記) 165鞍時点でまだ使えてます。 次の記事(85鞍目)ぶっ飛ぶ馬の対処法

83・84鞍目(ベーシック駈歩A)専用馬じゃないと、四角いタイヤの車に乗っているよう

 83鞍目は専用馬を取っていまして、私の大したことない合図でも駈歩が簡単に出てしまい、「跳ね上げられないように練習しなきゃなあ」なんてある意味余裕で乗っていました。 しかし、84鞍目で駈歩Aでは初めての馬になってびっくり。「四角いタイヤの車か!」というほどドッコンドッコンなります。脚に力が入ってしまっていて、 鐙が土踏まず側に深く入ってしまいます 。リズムを体感でしっかり合わせないと、踏むタイミングがズレて鐙もズレます。駈歩中にあまりにもずれてしまったら、常歩まで戻してやり直しです。馬に申し訳ないです… 朗報と言えば、駈歩発進はできたという点でしょうか。ですが、外方脚を引いて内方脚で発進の手順を、最初の方はゆっくりできていましたが、後半は落ち着いてできず。それでも、馬側が惰性で(気を遣って)駈歩してくれてたように思います。 あとは、駈歩風速歩になってしまったこともあり、「え!?いまどっち!?」と戸惑う瞬間もありましたが、ちょうど西日が差していて、自分と馬の影を見たら、「あ、どっちかというと駈歩だ!」と判別できました。 なお、うちに帰って、YouTubeで「駈歩 鐙」で検索し復習をしました。 本日のワンポイント(以前も書いた内容ですが) 拳の位置は、腕が伸び切らないように、 小さく前へ倣え程度に脇を閉めて 駈歩は馬を上方向に動かすので、首を起こしておく必要がある →次の記事(ワークマンの手袋980円が使える!)