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35鞍目(ベーシックA)速歩歩度の詰め伸ばし

本日の馬の特徴 5分程度「常歩⇔停止」をきびきび行えばその後軽くなる 止まらない(止めると決めたら、絶対に止めるという気概が必要) 速歩が速い(風を感じるほど。前にすぐ追いつく。遅い速歩にコントロールする必要) 速歩において前の馬との適切な距離を保つ練習を行いました。 脚で速歩の継続合図を出しつつ、前の馬との距離が詰まってきたら、座るタイミングで手綱を握る薬指を1cmくらい引くかどうか位の微妙さで、脚合図と相殺します。 ただ、速歩をキープするのが難しく、手綱を引きすぎると常歩に落ちてしまって、またすぐに発進の脚合図が必要になります。いつも同じ地点で常歩になっていた(カーブではなく直線ポイント)のが不明でした。 カーブを曲がるときの、手綱の張りは左手前で、左:右=4:6程度です。 さらに、体全体の軸を保ち、脚は基本的に馬体にベター―っとくっつけます(力を入れて挟むのではなく、粘着している感じ) あとは、立ち乗り(常歩)のバランスがインストラクターさんからの見た目いまひとつのようでした。体が前傾気味になっており、重心が前すぎるということで、体を起こして立ち乗りキープするよう修正しました。 前回の課題だった常歩→速歩発進時の手綱の張り方については、考え方を教えてもらえました。手綱が緩まない最低の張りの強さを200gとすれば、速歩発進前の手綱の張りは感覚的には700g程度が目安です。常歩を元気にさせ、馬体が大きく動くようになったあたりから、手綱の張りを強めたまま、適宜脚を入れてその前進気勢をキープします。 >>次の記事(36鞍目)

34鞍目(ベーシックA)脚合図に必死だと他がお留守になる

 本日の馬の特徴 反抗的ではない 乗り始めは重い 後半までに合図を頑張っていると何とか動く(私は疲れる) 前の馬との距離が取れていると速歩継続してくれる 食事の時間が近いと、部屋に帰りたがる 一言、馬のコントロールの練習でした。 人のこと言えないのですが、前の3頭の速歩が出なかったため、なかなか練習しづらかったです。レッスン参加者のうち一名は、途中で馬交代となり、オートマチック馬が割り当てられていました。途中で私が先頭になり、発進を頑張ったのですが、最後方馬に追いついてしまうため、あまり意味なかったです。 前回と同様に、 かかと重心とし、足の裏全体で鐙を踏む ことを練習しました。あと大事なのは、 内ももと鞍が接している感覚 をもっていると、鐙と鞍(膝あて)の2点で楽に支えられます。 まだ体に染みついていないため、意識しながらの練習になります。立ち乗り、軽速歩ともこの姿勢がしっくりきます。 あと、指摘があったのは 速歩発進用意時に張った手綱が、発進の前後で緩んでいることです。重い馬だと、脚合図に必死になり、手綱の意識がなくなってしまうようです。 手綱を張る を次回以降の課題にしたいと思います。 速歩が出にくい馬だと、貴重な速歩を失いたくないために、手綱を引きたくないという意識が働いてしまいます。原理を知っておいた方が無意識にできるようになりそうです。 →追記)調べてみました。収縮で馬の体勢を整えてから速歩に移行するためなんですね。エネルギーを溜めるためであれば自然に理解できます 馬装について、だいぶ慣れてきたのですが、うまくできるかが確率的です。偶然うまくできているときはいいのですが、ゼッケンや鞍の位置が(微妙に)後ろになっているように見えると判断がつかず不安になります。スタッフ点検を受けながら経験していくのがいいですね。 >>35鞍目

33鞍目(ベーシック駈歩B)足がガクガクになりました

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 足がガクガクになったのは、駈歩でではありません。30分の常歩待機中に 「30分耐久立ち乗り」 を実践してしまったからです。クレインの駈足レッスンで待ち時間が長いのはよく知られていますが、その時間も無駄にせず、家では練習できない、実物を使った練習をとにかくやろうと思いました。苦手な立ち乗りをどうすれば安定できるようになるのか、自分の骨格に合った乗り方があるかもしれず、とにかく試行錯誤してみました。傍から見ると、立ち上がったり、バランスを崩して座り込んだりする変な会員がいると思ったかもしれません… 今日の結論としては、 支点となる2点をしっかり定める。 1点目は鐙、2点目は内もも です。 立ち乗りで固定する2点 私の場合、初心者の本能にしたがって立ち乗りすると、上図左のように、 下手するとつま先だけ でバランスを取ろうとして、とてつもない力が入った状態になります。これでグラグラして、バランス感覚がないなあと思って頑張るのは結局非効率だとわかりました。 上図右のように、鐙と内ももの2点で軸を決めると結構安定します。当たり前のことを書いているようですが、私にとっては意識してやっと形を作れる感じです。この2点で軸を作ると、かかとを下げた状態でバランスキープできます。キープというより、普通に立ってられる感じ。馬が首を前に出して引っ張ってきても、かかとが下がっていると耐えられます(前のめりになりにくい)。 次回からも、駈歩の自由時間は自由に練習できるいい機会なので、立ち乗り練習したいと思います。しかし、うまくいけば「普通に立っている感じ」ですが、確率は低く、ほとんどの時間はあーでもない、こーでもない、と頑張っていますので、足がガクガクになります。馬から降りて地面に立った瞬間、足が震えて、 「あれ?これ馬曳いて厩舎まで戻れるか?」 と思ったくらいです。力が入っている時間の方が長かったということですね。 駈歩レッスンはどうだったか? 実際は、こっちがメインなのですが、今回は「拳を下げて、目線を前にする」を徹底して行いました。拳を下げることを意識しすぎていたのでしょう。「いーとーまきまき」みたいに拳同士が前で合体して馬のたてがみの上に添えられているという、新たな姿勢を生み出してしまい、 「両こぶしはもう少し自然に間隔をあけた方がいいですね」 という、なかなかこの指摘を受けた人は少ない

32鞍目(ベーシックA)かかとで踏む感触ってこれでしょうか?

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 小学生の参加者が多かった本日のベーシックAは 常歩立ち乗り 常歩の歩度伸ばし、軽快な速歩発進、軽速歩の継続 誘導(開き手綱、脚圧迫) でした。ベーシックAになって、小学生によくあるケースが「脚合図が伝わらない」です。さらに、「手綱でのコントロール」が難しく、馬に引っ張られたりして、そのまま馬の自由を許してしまうケースがあります。したがって、停止合図の練習として、鐙で踏ん張り、かかとを下げて、やや後傾姿勢をとることの説明があります。先日は自衛隊のヘリコプターの音に馬が動揺していたのですが、小さな子供が上体を起こす指示に対応できず前のめりになる、ヒヤリがあったりしました。 最近ベーシックAに上がってくる子供が増えまして、以前私がグロッキーになっていた「ひたすら軽速歩の継続を行って脚の位置も含めた立つ座るの姿勢の矯正、やわらかい膝の使い方、立ち乗りを続ける(ツーポイント風姿勢の練習)」のような初心者にはハードな練習がなくなり、馬のコントロールが主体となっています。 私としては最近何とかベーシックAに慣れてきたことから、苦手項目のレッスンを受けたいところなのですが、ソフトな内容であるため、自身で課題を設定してレッスンを受けました。 本日の収穫としては「かかと重心主体の軽速歩がとれた!」です。 いつもの私は下図(左)のように一見かかとが下がっているように見せかけながら、実はつま先に全体重が乗っているという、良くない乗り方をしていました。こうすると、実はダイレクトに膝の皿に負担がかかります。こんな状態なのに「うまく乗れてる感」を醸し出すにはどれだけの力を使っていたことでしょう。 私のひざに優しい重心の取り方 最近意識していたものの、なかなかかかと体重にできなかったり、バランスが崩れたりしていましたが、本日は図(右)のような「かかとで踏む」こと、つまり結局は「足の裏全体で踏む」形で乗れました。これだと膝への負担を(体感3分の1くらいに)軽減できます。もちろん脚を引き気味にして、かかとの極端な下げ過ぎには気を付けます。 「かかとで踏む」と「脚を引く」はセットでうまく機能するように思います。 簡単な誘導の練習については、技術的な点よりむしろ面白いことがありましたので書きます。下図のように途中から経路①と②のどちらかに進むのですが、馬は、前の馬についていく習性があるため、前の馬と異な

31鞍目(ベーシック駈歩B)いつもと同じ課題

 課題は 拳下げる 前を見る という基本的な2点です。ベーシックBCのときに速歩で指摘されていた問題点が、駈歩で発生しています。 「拳下げる」については、実力にない随伴を取ろうと無意識に考えて、フラフラなっています。たてがみの上で軽く静止しておく方がましです。その方が、長鞭をもっている場合も膝に軽く固定できる体制になって楽です。「楽に下げておく」が課題です。 「前を見る」なんて何度言われたことでしょう。馬の首見る病が発生しています。単に前を見ることが目的ではなく、これによって騎座が安定し、駈歩のリズムに乗りやすくなるのが利点に思います。 「前を見て、拳を下げて、鐙を踏む」 を頑張ります。 ベーシック駆歩Bは駈歩自体の練習時間が15分なので、レッスン1回入魂で頑張る必要があります。早く基本的な技術を身につけたいです。 もう一つの失敗 駈歩の内方側の鐙の長さが微妙に長いかなあと思って乗っていたのですが、騎乗時に気づいていたので調整しておくべきでした。一回調整したあとだったので、まあいいかと思ったのが失敗でした。駈足時に、必要以上に左に傾いてしまい、体全体が反時計回りに回転してしまう状態になってしまいました。指摘を受けてからは、左脚の踏ん張りを強めにして左右のバランスを取ったのですが、本来不必要な努力をすることになってしまいました。本日は諸事情で洗い場での事前調整ができなかったので、調整が甘かったです。気を付けるポイントが尽きることはなさそうです。 >>にほんブログ村/乗馬カテゴリ >>人気ブログランキング/馬・馬術 >>32鞍目

【コラム】30鞍/半年乗ってきて

 半年間クレインに通ってきて、私は楽しく続けています。単に楽しいというより、 土日の乗馬が楽しみで平日の仕事を頑張っている と言ってもいいくらいです。子供の方も、危なっかしい場面もありながら、本人は馬をコントロールできている自信があるらしく、辞める気はないようです。 平日は、出来るだけ階段を使って脚力を鍛え、夜は股関節の柔軟体操を行うようになりました(超硬いので)。馬上体操で足がつりそうになっていたのが、最近マシになってきました。 道具の購入を勧められたり、専用馬を勧められたりすることもありますが、通常の営業の範囲、あるいは初心者で買ってもいいものなの?程度で知識提供受けてるという感覚です。結構本心から「うーん、考えておきます(実はちょっと興味ある)」と答えており、逆にそれ以降勧められなくて拍子抜けすることもあります。 先日馬の肢プロテクターを勧められましたが、以前は「何でクラブ所有馬の装備を会員が整えるの?」と思っていたものの、今は「自分のスタイルの一環なのね」と理解しました。確かにファッション感覚でデコってみたい感じもしますが、経済的に破産するので今は技術の向上のみに専念しています。 ベーシックA上がりたての頃は、専用馬もありかもしれんと思っていましたが、オートマチック馬が続いたこともあり、ランダム配馬でも何とかいけると考えています。子供の方がよく勧められるのですが、子供本人は侮られるのを嫌がっているように見えます…まあ様子を見ます。この辺は、クラブ側が配慮すべきという意見も多いかなと思います。(個人的にはどんな配馬でも練習してなんぼという、クラブにとってはありがたいのかありがたくないのか微妙な思想を持っています…) 半年いると初期のメンバーで、「あの人はいま?」みたいな状況もあります。残っている人もいますし、行方不明な人も、さらには1回しか見なかった人も… 毎週体験乗馬に来る人達を拝見しますが、明らかに週末のレジャーな人達もいますし、お母さんに連れてこられた子供もいます。「お母さん+子供」のパターンに対して営業のエースが投入されるのを見るのもささやかな楽しみです^^; 初心者の感想ですが、ベーシックBCでは馬の動きに慣れ、姿勢を正しく馬の歩様を感じるのが大事だったかなあと思います。軽速歩がとれるかどうかがポイントになると思いますが、最初は立つ座るのタイミングを