23鞍目(ベーシックA+5級ライセンス実技試験と筆記試験)

【レッスンと実技試験】

本日はベーシックAのレッスン中に5級の実技を行っていただきました。
5級は、ほぼ軽速歩ができるかの試験であるため、専用馬を取ることを渋っていましたが、速歩が出ないと困るので、取り合えずのレベルで専用馬を取りました。

専用馬(オートマチック馬)であるため、前が発進したら進み始めますし、前に合わせて歩度を伸ばしてくれます。ただ、いつもならすぐに速歩になるのに、今日は早い常歩にしかならないなあと思いつつ乗っていて、ついつい脚合図ではなく、短鞭を馬の肩にトントンと軽く叩いてしまったのですが、すぐにインストラクターさんに気づかれて、

「その馬なら、脚だけで速歩が出るはずですよ」

と注意されました。動きの良い馬であったため、つい無意識に楽な合図をしてしまっていました。脚の技術向上にまだまだ努めないといけないと反省しました。

テストのときは、検定員の先生が別に来て採点してくれます。レッスンの他の生徒の皆さん、私一人のテストにご協力いただきありがとうございます。少し拳の位置が高いという指摘がありましたが、テストの項目は無事合格ラインに届いていたようです。

テストとは別に、今日は「軽速歩で立ち過ぎない、鞍に静かに座る」という以前からの課題を自分の中で考えながら練習しました。馬に持ち上げられる分だけ立ち上がり、少しの間空中にとどまり、タイミングを合わせて着地することを意識して行いました。馬に持ち上げられて、すぐに着地すると、馬に突き上げられる形になりタイミングがややズレます。感覚的には、持ち上げられたあと、コンマ数秒でしょうけど意識的には「グッと待つ」くらいがいいようです。力の抜けた軽速歩に憧れているので、今後も頑張ろうと思います。

レッスンとしては、人数が多かったのもあるのですが、基本から再確認した感じです。私は突き上げが大きな馬が苦手なのですが、

「鐙に一定の体重をかける」

というのが大事かなと思っています。立っているときも座っているときも同じような体重のかけ方をキープするイメージでしょうか。もちろん座っているときに過度に鐙に体重をかけることはないのですが、お尻だけに体重をかけて、足がブランブラン気味にならないようにします。一度意識してみると、意外と鐙への体重のかけ方が不安定であることに気づきます。

あとは、脚扶助の際に、つま先を開き気味にすると合図が出しやすく、強弱がつけやすいことでしょうか。ただし、軽速歩中に過度に開き気味にすると、脚がぶれやすいので注意が必要です。

【筆記試験】

一言「出題傾向が事前情報とまったく違った!(汗)」

たまたま、私が教本の類を読むのが趣味みたいな感じだったため、良かったのですが、想定していた問題がおそらく3割くらいしか出なかったので相当焦りました。満点取って普通みたいに思っていたのですが、自己採点では90点でした。合格ではありますが、「どっちだったっけ?」というような答えが微妙なものを、ことごとく逆に間違えました。勉強するときは一言一句覚える必要はないですが、過去問に囚われることなく、試験範囲全体を読んでおくことをおすすめします。そうすれば、文脈から答えが想像できるところが少なくありません。あとは、考えすぎてうがった見方をしない方がいいです。

教本は一通り読んでおいた方がよい

このブログの人気の投稿

★進級鞍数のまとめ(ベーシックBC~ベーシック駈歩A)

9鞍目(チャレンジ5)

★初級クラス進級までのまとめ(133鞍目(4級ライセンス試験)→初級馬場・駈歩・障害進級)