33鞍目(ベーシック駈歩B)足がガクガクになりました

 足がガクガクになったのは、駈歩でではありません。30分の常歩待機中に「30分耐久立ち乗り」を実践してしまったからです。クレインの駈足レッスンで待ち時間が長いのはよく知られていますが、その時間も無駄にせず、家では練習できない、実物を使った練習をとにかくやろうと思いました。苦手な立ち乗りをどうすれば安定できるようになるのか、自分の骨格に合った乗り方があるかもしれず、とにかく試行錯誤してみました。傍から見ると、立ち上がったり、バランスを崩して座り込んだりする変な会員がいると思ったかもしれません…

今日の結論としては、
支点となる2点をしっかり定める。
1点目は鐙、2点目は内もも

です。

立ち乗りで固定する2点

私の場合、初心者の本能にしたがって立ち乗りすると、上図左のように、下手するとつま先だけでバランスを取ろうとして、とてつもない力が入った状態になります。これでグラグラして、バランス感覚がないなあと思って頑張るのは結局非効率だとわかりました。

上図右のように、鐙と内ももの2点で軸を決めると結構安定します。当たり前のことを書いているようですが、私にとっては意識してやっと形を作れる感じです。この2点で軸を作ると、かかとを下げた状態でバランスキープできます。キープというより、普通に立ってられる感じ。馬が首を前に出して引っ張ってきても、かかとが下がっていると耐えられます(前のめりになりにくい)。

次回からも、駈歩の自由時間は自由に練習できるいい機会なので、立ち乗り練習したいと思います。しかし、うまくいけば「普通に立っている感じ」ですが、確率は低く、ほとんどの時間はあーでもない、こーでもない、と頑張っていますので、足がガクガクになります。馬から降りて地面に立った瞬間、足が震えて、
「あれ?これ馬曳いて厩舎まで戻れるか?」
と思ったくらいです。力が入っている時間の方が長かったということですね。

駈歩レッスンはどうだったか?
実際は、こっちがメインなのですが、今回は「拳を下げて、目線を前にする」を徹底して行いました。拳を下げることを意識しすぎていたのでしょう。「いーとーまきまき」みたいに拳同士が前で合体して馬のたてがみの上に添えられているという、新たな姿勢を生み出してしまい、
「両こぶしはもう少し自然に間隔をあけた方がいいですね」
という、なかなかこの指摘を受けた人は少ないのではないか?という指摘を受けました。
この問題の修正は特に難しくはなかったため、途中から直しました。

リズムの取り方のコツ
反動の大きい馬でしたので、お尻が浮かないように気を付けて乗りまして、教えてもらって特に良かったなと思ったのが、お尻が着地するタイミング(浮いてはいませんが感覚的に)で
「(鐙を)踏む!、踏む!、踏む!」
という感じでリズムを刻むと、タイミングを外してポンポン跳ね上げられることを防げることがわかりました。

>>34鞍目

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