【コラム】30鞍/半年乗ってきて

 半年間クレインに通ってきて、私は楽しく続けています。単に楽しいというより、土日の乗馬が楽しみで平日の仕事を頑張っていると言ってもいいくらいです。子供の方も、危なっかしい場面もありながら、本人は馬をコントロールできている自信があるらしく、辞める気はないようです。

平日は、出来るだけ階段を使って脚力を鍛え、夜は股関節の柔軟体操を行うようになりました(超硬いので)。馬上体操で足がつりそうになっていたのが、最近マシになってきました。

道具の購入を勧められたり、専用馬を勧められたりすることもありますが、通常の営業の範囲、あるいは初心者で買ってもいいものなの?程度で知識提供受けてるという感覚です。結構本心から「うーん、考えておきます(実はちょっと興味ある)」と答えており、逆にそれ以降勧められなくて拍子抜けすることもあります。

先日馬の肢プロテクターを勧められましたが、以前は「何でクラブ所有馬の装備を会員が整えるの?」と思っていたものの、今は「自分のスタイルの一環なのね」と理解しました。確かにファッション感覚でデコってみたい感じもしますが、経済的に破産するので今は技術の向上のみに専念しています。

ベーシックA上がりたての頃は、専用馬もありかもしれんと思っていましたが、オートマチック馬が続いたこともあり、ランダム配馬でも何とかいけると考えています。子供の方がよく勧められるのですが、子供本人は侮られるのを嫌がっているように見えます…まあ様子を見ます。この辺は、クラブ側が配慮すべきという意見も多いかなと思います。(個人的にはどんな配馬でも練習してなんぼという、クラブにとってはありがたいのかありがたくないのか微妙な思想を持っています…)

半年いると初期のメンバーで、「あの人はいま?」みたいな状況もあります。残っている人もいますし、行方不明な人も、さらには1回しか見なかった人も…

毎週体験乗馬に来る人達を拝見しますが、明らかに週末のレジャーな人達もいますし、お母さんに連れてこられた子供もいます。「お母さん+子供」のパターンに対して営業のエースが投入されるのを見るのもささやかな楽しみです^^;

初心者の感想ですが、ベーシックBCでは馬の動きに慣れ、姿勢を正しく馬の歩様を感じるのが大事だったかなあと思います。軽速歩がとれるかどうかがポイントになると思いますが、最初は立つ座るのタイミングを頭で考えながらでないと立てない状態で、そのうち馬が上げてくれるから仕方なく立つようなタイミングが身につくと思います。軽速歩のタイミングが自然に取れるようになってくると、少しだけ他のことも考える余裕が出てきます。あとは鞍数を重ねて、チャレンジレッスンを予約して行けば、鞍数だけでベーシックAには上がれると思います。

私の場合は、騎乗よりも馬装、手入れでプレッシャーを感じることが多いです。馬装講習があるなら受けた方がいいと思います。レッスン前後のバタバタした時間に初心者がテキパキできるはずもなく、人によってはパニックになると思います。そもそも「習わぬ経は読めぬ」です。私は馬装講習の予約をしなかったのですが、理由は単に、レッスン前に受けるとレッスンで体力が持つか心配、あるいはレッスン後に習う体力が残っているか心配だったからです。皆さんは問題ない方が多いのではないでしょうか?

ベーシックAは常歩、速歩のコントロールを一人でできるようになるのがポイントで、乗馬を習い始めた充実感を感じることができます。馬装を何とか行い、一人で曳き馬を任せてもらえ、レッスン中のコントロールも基本一人で行うのをやりがいに感じるかどうかが充実感の分かれ目になりそうです。レッスン後にパッカパッカと音を鳴らしながら馬を曳いて帰れるようになったことを嬉しく思っています。(ファーストレッスンの頃、他の子供が曳いててスゲーって思ってました)非日常を日常にできる楽しさかもしれません。以前は馬を間近で見ること自体まれでしたから。

果たしてこの後も私は続けられるのでしょうか?趣味だからこそ、いつでも始められる、いつでも辞められる。階段昇降も柔軟体操も無駄にはならないので、楽しめるときに頑張っておこうと思います。

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