44鞍目(ベーシックA)歩度が詰まらない馬はどうすればいいの?
本日の馬の特徴(42鞍目と同じ)
- 減速させるのが大変
- 減速の指示を聞いてくれた瞬間に手綱を標準の張りに戻すとすぐ加速する
速歩と誘導の練習です。
速歩部班運動で、「おじいちゃん馬」と、「この夏まで競走馬」を混ぜるのはきつい気がします。ここ最近、前の馬たちの速歩が出るのをじっと待ち(収縮キープ)、前が動き始めたらすぐに速歩で発進し、前が止まると自分も止まる、を繰り返しています。おかげで、常歩~速歩でのビミョ~なコントロール(例えるなら、時速0.5キロ刻みくらいの上げ下げ)は思いがけず身に着いたような感じです。
よくYouTubeの動画でも、馬が言うことを聞いたらすぐにプレッシャーを解放し、再度馬が勝手を始めたらすぐにプレッシャーをかけ、意図通りになったらすぐ解放すると言われていますが、張りを緩めた瞬間に加速する馬はどうしたらいいのでしょうか?やっぱり根気よく何度も繰り返すことが大事?常時手綱を引いている状態は良くないので、秒刻みで細かく馬とやり取りするしかないのかなあと思っています。
そのあとは、簡単な誘導練習です。最初は開き手綱での誘導を行い、その後、脚のみで誘導する練習を行います。下の図のような感じで埒の内側に入ったり、外側に出たりします。
簡単な誘導練習
レッスン参加者に小学生がいまして、同じように誘導を行っていたのですが、ちょうど馬場の真ん中あたりに来たときに、馬が静止してしまう状況が何回か起きました。それは別に問題ないのですが、そのうちその馬が適当に曲がるようになり、最終的に馬場の真ん中でグルグル回り始め、外側に出られなくなる事態になり、かなり楽しいレッスンとなりました。