37鞍目(ベーシック駈歩B)駈歩用馬場に入ると覚醒する馬
本日の馬の特徴
- おじいちゃん
- 昔は障害のエース
- 常歩が遅っそい
- 駈歩用馬場に入ると途端にスイッチが入り、別人(別馬)になる→こち亀の本田さんをご存知でしょうか?
自分の練習順になるまで、しばらく馬を運動させて待機させます。ただ、赤ちゃんのハイハイかと思うくらいゆーっくりとした常歩です。このままだと、駈歩どころか準備運動の速歩も出ないと思いましたし、待機中に後続の馬から煽られていましたので、歩度を伸びした状態をキープするよう心がけました。ですが、キープできたとは言い難く、準備運動だけで、脚が疲れました…
ですが、駈歩練習の順番が回ってくると、途端に覚醒します。
あんなにのっそりだったのに、軽快です。この「うおーーーっ!!」という感じを例えるなら、こち亀の本田さんです。もう全くの別馬で、これだけの切り替えが行われる原理は何なのか、長い馬生の末にたどり着いたユニークな境地なのか、思いを馳せました^^;
指導員による、本日のよくできていた点
- 左右の重心のバランスが取れている
- 駈歩のリズムにのれている
改善すると良い点
- 太ももを馬体に密着させ、足のふらつきを防止する
- 脚は気持ち長く伸ばして鎧を踏む→結果的に踵が下がる
- 前を向く(いつも通りのやつ。馬の耳あたりまで視線が下がること多数。あとは、右手前駈歩でしたが、右斜め下に目線が行かないよう)
レッスン後
覚醒モードが終了し、穏やかな彼へ戻ります。
洗い場でも動かないので、頭絡周りの作業がやりやすい。蹄の裏を洗おうとして、少しちょんちょんと触ると勝手に肢を上げてくれる。
自分用メモ
肢を上げてもらうときも、洗うときも、馬の真横に立つ。肢全体を洗うときは、手でもこすって砂を落とす。特に繋ぎの下あたりは砂が溜まってる。